絵本「わたしほんがよめるの」とは
文/絵:ディック・ブルーナ
訳:まつおかきょうこ
福音館書店
初版年月日:1972年7月1日
サイズ:17x17cm
ISBN:978-4-8340-0354-3
対象年齢:1才〜
わたしは、本が読めます。わたしの鼻は、顔の真ん中にあります。わたしの口は、鼻の下です。わたしのおなかは、前の体の真ん中より下のほう。わたしの背中は、後ろ。こうやっていま見せているのが、手です。地面についてるのが、私の足です。横にいるのは、わたしのお兄さん。お兄さんからしたら、わたしは妹。お父さんとお母さんも、ここにいます。それから、おじいちゃんとおばあちゃんも。「ほらね ちゃんと よめたでしょー!」
福音館書店HPより引用
ブルーナの絵本シリーズの一つです
みんな大好き!ミッフィーの作者ディック・ブルーナの絵本です。ちなみに、この絵本にはミッフィーは登場しません。
はっきりとした線と明快な色使いに文字の少なさは小さい子にぴったりな本です。またキュートな絵柄はインテリアにしてもいいぐらい、親も楽しめるのではないでしょうか。
1歳9ヶ月の子供が読んで・・・
絵本に合わせて、鼻、口、手、お腹、背中と、自分の部位を指差し。
「どこだ?」と問いかけたり、指差しできたら褒めるなどのコミュニケーションが生まれて、親子ともども楽しめる本でした。
前半は身体の部位の話で、後半は兄妹や母・父、祖父、祖母などが登場します。前半は自分の体のことなので話がつかみやすいのか反応が良いのですが、後半は自分ごとに合致しないせいか反応が薄くなりました。
でも前半部分だけでも楽しめる絵本でした。